好転反応について

○もくじ


好転反応とは?

好転反応とは、"施術を受けた後に現れる、身体の自然な反応"のことです。

症状が好ましい方へ転ずる際に、一時的に悪化したり、または不定愁訴が出現することをいいます。
慢性疾患を持っている場合に起こりやすい反応であり、この好転反応の症状が出るのを境に、体質は好転(改善)していきます。

反応の出方によっては、症状が悪化したとしか思えない場合もあります。
しかし、施術の際に大きな痛みや違和感が伴うことがなかったのであれば、症状が悪化することは絶対にありません。

ゆえに、以下に説明するような好転反応は、改善の予兆(治癒に向かっている証し)であり、決して悪化したのではありません。
不安に思われることもあるかもしれませんが、どうかこのことを、しっかりと頭に刻み付けて下さい。


好転反応の作用と症状

好転反応には、さまざまな作用と症状があります。
実際に体の中で反応が起きても、必ずしも全てを感じるとは限りません。
また「反応を感じる人・感じない人」、「反応の重い人・軽い人」、「分かりやすい出方をする人・そうでない人」、「初めての施術からすぐに出る人・改善が始まってから出る人」など、人によって大きな差があります。
当院では、主として次のような好転反応があると考えています。

1、調整作用(弛緩反応・過敏反応)

新しい刺激に対して身体が反応しているという現れであり、それに身体が順応するまでの一時的な現象です。
また、異常なバランスから正常なバランスへ戻ろうとしている過渡期でもあり、治りにくい慢性疾患から治りやすい急性疾患状態へ身体を戻す作用でもあります。
強く反応が出た個所は身体の中で最も悪い、あるいは最も弱い個所であると考えてよいでしょう。

<主な症状>だるさ、眠さ、倦怠感、便秘、下痢、発汗、痛み、腫れなど


2、浄化作用(排泄反応)

細胞が活性化されることによる一時的な解毒反応です。
老廃物や不純物の排泄反応といえます。便や皮膚などに排泄されることによって起こります。

<主な症状>しっしん、吹き出物、かゆみ、目やに、皮膚の変化(特にアトピーの場合)、便色の変化、大量の便、通常の2~3倍の生理など


3、新生作用(回復反応)

好転反応の最終段階です。
血行が改善され、うっ血して汚れた血液が一時的に体内をめぐり始めることによって起こります。
また細胞の新陳代謝がすすみ、正常な機能を持つ細胞に生まれ変わる時に起こる生体反応でもあります。
好転反応の中で最もつらい症状ですが、これが起こった時こそ体質が変わる時です。

<主な症状>胃痛、頭痛、吐き気、発熱、動悸など


好転反応が出やすい人

好転反応は、100%健康体の人でない限り、必ず起こると考えてよいでしょう。
ただし、誰もがその反応を感じるわけではありません。
実際に好転反応が起こっていても、それを感じない人はたくさんいます。

一般的に、好転反応を感じやすい人は、それだけ回復力(自己治癒力)が低下しているいうことです。
それでは、どのような人が好転反応を感じやすいのでしょうか?一例を列挙しておきます。

•症状の重い人、または長期間症状を患っている人
•長い間薬を使用してきた人、または現在も使用している人
•強い薬や複数の薬を使用している人、または使用していた人
•食品添加物や加工食品を長期間にわたって食べ続けていた人
•肉や脂肪の多い食事を摂り続けていた人


好転反応が起こる時期と期間

いずれも個人差があります。

時期については、施術直後に起こる人もいますし、翌日に起こる人もいます。また、何度かの施術後に起こる人もいますし、何度も繰り返す人もいます。

期間については多くの場合、数時間から数日で改善することが多いですが、人によっては数週間続くこともあります。
一般的には、上記にあげた好転反応が出やすい人ほど、反応が起こるまでに時間がかかったり、反応が治まるまでに時間がかかったり、反応を起こす頻度が高い場合が多いです。

ゆえに、施術を受ける前に、自分自身がどのような病歴や薬物服用歴があるのかを把握し、好転反応に対する心構えを持つことがとても大切です。


まとめとして・・・

いずれにしても、好転反応はあくまでも「一過性の現象」に過ぎませんので、心配には及びません。安静にしておれば、自然に治まっていきます。

しかし中には悪化したとしか思えず、不安になり、再び多数の薬物を服用したり、お医者さまにかけこんで注射を打つなどの処置をされる方もおられます。しかし、それではまた逆戻りであり、いつまでたっても薬依存、医者依存の体質から抜け出ることができません。

つらいこともあるかもしれません。不安かもしれません。しかし調整、浄化、新生の各ステップは、症状の自然治癒そして根本解消には必要不可欠であり、本当の健康を手に入れるためには、どうしても経なければならないことであることをぜひご理解ください。

何か不安なこと、つらいことがあれば、いつでもご連絡いただければ結構です。

あなたがあきらめない限り、あなたのつらい症状はきっと改善します。

自分の身体の力を信じ、私と一緒につらい症状の根本解消を目指しましょう。


お薬の服用について

お薬を常用されている方は本当にたくさんいらっしゃいます。

お薬は、痛みや症状をやわらげてくれる、ありがたいものです。
しかし身体にとっては異物になり、副作用が伴うことも多いです。
急性期の症状の場合には効果が出て使うことを否定はしませんが、常用してしまうと怖いこともあります。

また、薬の目的は症状を抑えることであり、治癒することとは違ってきます。

例えるなら、火災報知器のスイッチを切るようなものです。

画像の説明

痛みや症状は身体が発する警告信号です。身体からのサインです。
火災報知器が知らせてくれています。
この火災報知器のスイッチを切ればどうなるでしょうか。
音は鳴り止みますが、火元は消えません。
薬の作用というのはこのスイッチを切ることと同様と考えています。

薬を飲んだときは一時的に楽になるが根本(火元)は解決せずに、同じ症状(警告信号)がまた出てしまうと考えております。

また薬は交感神経を刺激し、自然な治癒を遅らせるという弊害の可能性もあります。

私は、医師でも薬剤師でもありませんので、薬を飲めとも飲むなとも言えません。
どうするかは、かかりつけのお医者様に相談し、最終的にはご自身で判断していただく以外にありません。

ここでは、お薬の服用についての、あるお医者さまの見解を紹介させていただきます。

この一文は、世界的な免疫学の権威である安保 徹先生の著書からの抜粋です。今後のご自身の健康を考えるうえで、ご参考になさってください。
※出典「病気にならない免疫生活のすすめ」 新潟大学大学院教授 安保 徹著(中経出版)

・薬は悪循環を招いてしまう

薬で病気が治るのだったら、こんなに楽なことはありません。今頃、病気はすべてなくなっているはずですから。
ところが患者の数は減るどころか、どんどん増えています。

現代における病気は、すべて食生活の問題、社会や職場におけるストレスの問題、環境の問題など、現代社会が生み出した独特のひずみから出てきたものです。
社会全体が生み出した破綻を、薬一つで治せればいいでしょう。
しかし、実際は薬は問題を解決してはくれません。
薬の罠は「麻痺ぐらいはさせられる」という点にあります。
急性疾患の場合は、ある程度症状が軽くなったりするので、薬を使うことも効果的です。
しかし、薬は一時的に症状を麻痺させるだけなので、長期間にわたって飲み続けても根本的な原因を治すことはできません。
特にお年寄りが飲んでいい薬は一つもありません。お年寄りが高血圧の薬や、抗不安剤、睡眠薬に手を出すと、体力に余力がない分、一気に体を痛めつけてしまいます。
40代、50代だったら、まだ跳ね返せる力があるのですが、70代以上となると、たった1種類の薬でもダメージが大きくなります。
薬を飲み出したら一気に活力を失い、いつも体調不良に悩まされるという流れに入ってしまうことでしょう。

私が老人介護施設に行ったときに見たのは、薬が生む悪循環の流れでした。
要介護者が、腰が痛いと訴えると、痛み止めを出されます。すると、血流が悪くなり、高血圧を呼びます。
高血圧を抑えようと降圧剤を飲むと、夜眠れなくなります。眠れないと不安なので、睡眠薬や抗不安剤などが出ます。
このようにして芋づる式に薬が山ほど出るのです。
70代以上の人がそれだけの薬を飲むと、薬に太刀打ちできる期間が長くて5年くらい。だから介護施設に入ると、寝たきりになってしまうわけです。

勘の良い人だと、「薬を飲んだらフラフラする」とか「薬を飲んだからかえって変になった」と体の異変に気づくはずです。

気付いたら、薬から離れればいいのです。
お年寄りが病院で診察を受けるのは、自分の存在意義を確かめることのできる良い機会です。
だから、どんどん先生に診てもらえばいいでしょう。しかし、薬は最小限にして、もらっても飲まないくらいの決意が必要です。

では、薬が病を治しているわけでもないのならば、なぜ医師は薬を出すのでしょうか。

答えは、それが習慣になっているからです。
質問に対するちゃんとした答えになっていないように聞こえるかもしれませんが、医師は、医療行為として薬を出すのが習慣になってしまったのです。
これは昨日今日始まった習慣ではなく、明治維新で西洋医学が入ったときに始まったことなのです。

・薬は病気を治さない

そもそも治りもしない薬がはびこっているのは、体が治癒しようと起こしている正しい反応を、悪いものと、間違ってとらえているからです。
腫れたり、熱が出たり、痛みを伴うことは、すべて治癒の過程です。
病気は交感神経の緊張によって血流障害が起こり、顆粒球が増えて組織破壊を起こすということはすでに説明しました。
反対に体が治るときは、副交感神経が優位になって血流を促進し、傷ついた組織を修復します。
このとき、治すために痛みを起こしたり、発熱させたりするのですが、これらの症状は必要不可欠なプロセスなのです。
ところが、人間は未熟者だから、あまりに痒くて辛かったり、痛かったりするとき、対症療法で薬を使って辛さを軽減します。
しかし、急性期の辛い状況を一時的にしのぐための薬の服用ならばまだしも、何年にもわたって飲み続ける対症療法なんてあり得ません。現代医学は慢性疾患を治すことはできないのです。
それどころか、薬を飲み続けることで、体が薬に対応した状態へと変わってゆくため、病気は治るどころか、薬が止められなくなってしまいます。
また、長期間に及ぶ薬の服用は、免疫力を低下させてさまざまな副作用を呼び、新たな病気まで招く原因となっていきます。

では、どうやって治癒するのか。それは、自分の免疫力に頼ることです、
病気になる原因はストレスや働きすぎが主な原因ですから、副交感神経を優位にする穏やかな生き方を目指せばいいのです。




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